IMSA用のヘッダーズを改良し、新規作成した集合部分から、 曲線を描くサイドパイプに繋がる。 サイドパイプをフレーム下へ収めるために オーバルパイプへ変換する。 この部品は、曲がりながら円→楕円に変換する優れものだ。 しかも断面積を変化させないように設計されている。 ←写真は右サイドのオーバル変換パイプ。 |
|
オーバルパイプは、フロア下をサイドから中央に集められる。 そして、中央部分で円形へ再変換される。 この後ろにサイレンサが取り付けられるのだ。 リーフをカーボン・ファイバーに変更すれば、 さらにクリアランスが稼げる。 しかし、足回りのセッティングは煮詰まっているので、 今回は条件を変更しない。 今後の課題だ。 |
|
巨大なサイレンサの入り口と出口では、 底面ぎりぎりにパイプが繋がる。 しかし、消音効果を得るため、内部では中央部を通すことになる。 サイレンサ内部では、パンチングが施されたパイプを用いる。 このパイプをX状に繋げる事によって、さらなるトルクUPを狙う。 音のミキシングもここで行うのだ。 サイドから排気した場合は、このような細かい芸ができない。 |
|
サイドカバーは前端部分を切断し、集合パイプを露出させる。 後端の排気口の部分は塞ぐ事になるだろう。 まずは、加工する部分の下絵を綿密に書き込んでいく。 |
|
亀裂が発見されていた、フロント・スタビライザーのブッシュは、 別のパーツを加工して取り付けた。 高性能オイル・フィルターHP4は、左ヘッダーズ後方に装着した。 ヘッダーズの熱量は、バンテージだけでは防げない。 白い紙は、作成中の遮熱板の型紙。 |
|
予想以上に大きいエンジンの振れは、 ワイヤー状のスタビライザーを装着し、補器類との干渉を防ぐ。 |