テスト走行を終え、意見交換を重ねる。 「これでは不充分だ」 8ピストンのブレーキシステムが、 ホイールの中で虚しく光る。 ここまで積み重ねた努力を、完全な形で生かしたい。 チームの思いは一つだ。 |
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C3コブラにC5のミラー。 違和感がない。 しかも、視認性は格段に向上する。 |
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入荷が始まったZ06パーツ。 来年は、Z06の熱波が襲来するのだろう。 |
ブースターとの干渉を避ける為に、 切断されたバルブカバー。 全ての作業が手間ひまを惜しまぬ、ギリギリの現物あわせだ。 |
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現物合わせの結果、 355mmサイズのローターが使用できる事が判明した。 C3の時代のオフセットは、現代のマシンと比べて大きい。 その為、ホイールのとキャリパーの干渉を避けることができた。 大口径のローターは、大きな効果が期待できる。 |
虚勢ではなく、本当に走るための変更。 このマシンでは、初めて完璧なポジションが確保された。 メーターの視認性も向上した。 地味な作業だが、効果が大きい。 |